2020.04.29
婚活で知り合った人とのデート、緊張しますね。
ここでは、何をどのタイミングで進めればいいのか、デートの回数別に「目的・場所・会話・確認ポイント」を具体的に紹介していきます。
目次
婚活の場でいい異性と出会ったら、デートを重ねてお互いのことを知っていく段階に入ります。
ここで注意していただきたいのが、「婚活デート」と「恋愛デート」は違うということです。
恋愛デートとは、結婚を視野に入れないカップルとしてのデートです。
恋愛デートでは、もともと職場が一緒の人だったり、仲間同士で何度が会ってからデートに発展したりと、多少の顔見知りであることがほとんどです。
一緒に楽しむことが目的になります。
一方、婚活デートは、結婚を視野に入れたデートです。
婚活デートに至るまでに、相手の年齢や年収、身長など、いわゆるスペックは理解していますが、数値化できない具体的な内面については全く知らない状態となります。
また、デートをしながら相手の人となりを知り、結婚に向けて価値観のすり合わせをすることが目的となります。
結婚を視野に入れた婚活デートは、具体的にはどのように進めていのがいいのか見ていきましょう。
ここでは、結婚相談所を通してお見合いをしたあとの、プレ交際中のデートについて紹介していきます。
マッチングアプリの初デートでも、気を付けるポイントは一緒なので参考にして下さい。
〈目的〉相手を知る、相手に知ってもらう
〈場所〉カフェランチ、レストランのランチ
〈話題〉休日の過ごし方、仕事、趣味、ハマっていること、好きなこと、最近出かけた場所など
〈確認ポイント〉メニューを決めるときのやり取り、店員への接し方、マナーなど
初デートでは、お見合いの延長のような「とりあえず、もう1回ぐらい会ってみようかな」という感覚の方が多いです。
お互いに緊張している中で、最初から長時間会うと疲れてしまうので2時間程度が良いと思います。
当たり障りない会話をしながら、お互いの共通点を見つけていけると仲が深まります。
もしお互いに興味があることが違っても、相手とのキャッチボールを意識したコミュニケーションを取るようにしましょう。
〈目的〉素の部分を知る、相手が育ってきた環境を知る
〈場所〉仕事終わりの居酒屋、レストラン
〈話題〉仕事、友人、学生時代、子どものころ、行きたいところなど
〈確認ポイント〉仕事の姿勢、お酒を飲んだ時の変化など
2回目のデートでは、「もう少し相手のことを知りたいな」「悪くはなかったかも」という気持ちが生まれるようになります。
相手へのマイナス感情が強い場合は、2回目のデートまで進まないでしょう。
心構えとしては、初デートの延長という気持ちでいたほうが賢明です。
前回とは異なり、仕事終わりに会うことで相手のライフスタイルや仕事への姿勢、考えを知ることができます。
何時に仕事が終わるのか、何時に寝て、次の日は何時に起きるか等の話題も自然にできます。
また、居酒屋やレストランでのご飯デートは2~3時間なので、まだ慣れない相手に対する疲れも最小限に抑えることができます。
初回デートよりも少し深い話題として、学生時代の話をすると相手が育ってきた環境や考えを知っていけるといいでしょう。
話が盛り上がったら「次は〇〇に行きたいね」と話題をふれると、3回目のデートのアポが取りやすくなります。
また、緊張するからといってアルコールに頼るのは厳禁です。お酒はたしなむ程度に抑えましょう。
お酒が入るとどうしても気が緩んでしまいます。
粗相をしてマイナスな印象を与えないように意識しましょう。
〈目的〉価値観を確認する
〈場所〉動物園、水族館、ドライブ、動物がいるカフェ、アイススケート、お祭りなど
〈話題〉行っているデートスポットに関する話題
〈確認ポイント〉物事のタイミング、金銭感覚、居心地のよさ、自分の気持ちなど
3回目のデートまで繋げられると、「相手が自分と会うことに違和感を感じていない」、「もう少し距離を縮めたい」と思っていると考えられます。
3回目のデートでは、デートスポットに出かけてみることをお勧めします。
半日一緒にいればちょっとしたハプニングはつきものです。
例えば、入園までに時間がかかる、お昼時は座るスペースがない、食べ物をこぼした、人とぶつかりそうになるなど、その場面ごとに相手の新たな一面を垣間見ることできます。
また、食事以外の場面で何にどれくらいのお金をかけるのか、一緒に過ごす中で金銭感覚を知ることもできます。
デートスポットでの楽しみ方からは、お互いのフィーリングについても確認していきたいところです。
多少の緊張のなかで過度にストレスを感じずにいられるか、別れた後にどっと疲れすぎていないか、もう少し一緒にいたいなと思えるかなど、自分の気持ちを確認していけると良いでしょう。
まだ好きにはなっていないかもしれませんが、相手を信用できるかと理性的に考えることも必要です。
〈目的〉結婚後をイメージできるか
〈場所〉テーマパーク、遊園地、1日でいける観光地
〈話題〉理想の夫婦像、家族、将来など
〈確認ポイント〉相互理解できるか、共感し合えるか、スキンシップのイメージが持てるか、相手に対し「ステキ」と思えるところがあるかなど
4回目のデートでは、本交際に入る前に理想の夫婦像や築いていきたい家族のイメージなど、将来について話していきましょう。
3回目の半日デートを通化した時点で、お互いの気持ちは高まっていると認識されやすいですが油断は大敵です。
特に女性は時間をかけて相手を好きになりますので、男性は焦らずにデートを重ねましょう。
1日を通してのデートをすることで、改めて結婚を前提としたお付き合い(本交際)に入るか再確認しましょう。
いきなり将来についてのリアルな話題は気が引けるかもしれませんが、1日デートをする中で「子どもが出来ても夫婦でこういうところに来て楽しむのが理想なんだよね」「子どもが出来たらこういうところに家族で行きたいな」等、今の場所と将来像をリンクして会話を切り出すと、ライトに話しを進めていけます。
細かく将来のすり合わせをする必要はありませんが、結婚を見据えたお付き合いですので気になることは先に聞いておくことをおススメします。
また、自分の気持ちも忘れずに確認しましょう。
お互いの意見に共感し合えるか、相手と手をつなぐ等のイメージができるか、相手に対し「ステキ」と思えるところがあるか等のポイントも大切です。
特に気になる点がなければ5回目のデートに進みましょう。
もし、引っかかる何かがあれば、ある程度のところで見切りをつけ次の人に進みましょう。
〈目的〉結婚を見据えた本交際に入る
〈場所〉雰囲気がいいディナーデート、夜景が綺麗な場所など
〈話題〉今までのデートの楽しかったこと、相手に対していいなと思ったことなど
5回目のデートではついに告白です。必ず男性から告白しましょう。
「私と結婚を前提としたお付き合いをしてください」と、シンプルな言葉で十分です。
5回目のデートでは、告白の場所を考えながら雰囲気のいい場所を選ぶようにしましょう。
おススメは、個室でのディナーデートです。
夜景もステキですが天候に左右されたり、意外と人が多くて告白する雰囲気ではなかった等、想定外のことが起きるとどうしても慌ててしまいます。
ですので、必ず2人になれる個室がいいかと思います。
告白のタイミングとしては、今までのデートについて軽くお話しながら食事をし、ひと段落したタイミングです。
食後のコーヒーやデザートの時がいいのではないでしょうか。
婚活デートで気を付けることは4点あります。成婚に向けて意識していきましょう。
お見合いをした前後が最も相手に対して興味を抱いている時です。
そこから段々と相手に対する興味が下がっていますので、相手と自分のテンションが下がる前にコンスタントにデートを重ねるようにしましょう。
恋愛デートでは元々知っている相手とのデートですので、時間が経っても相手ことを忘れることはありませんが、婚活デートでは何も知らない相手とのデートです。
会わなければ相手への気持ちやイメージはどんどん薄れていきます。
積極的にデートをするように意識しましょう。
婚活デートでの身だしなみは、相手に好感を持たれるよう意識しましょう。
身だしなみというと服装にとらわれがちですが、顔周辺のケアも忘れてはいけません。
髪はボサボサ/オイリーではないか、ヒゲはきちんと沿っているか、メイクはよれていないか、鼻毛や眉毛は整えられているかなど、細部まで意識しましょう。
また服装では、シワや汚れがないか、着古した服ではないか、靴は汚くないか等、チェックしましょう。
そして、TPO(時と所と場所)に適した服装をしているかを意識して身だしなみを整えましょう。
婚活女性の服装に関してはコチラ。
時間にルーズな人はだらしない印象を相手に与えます。
出だしをくじくと、後から挽回するのは大変です。時間厳守を意識しましょう。
もし待ち合わせ時間に遅れそうになった時は、事前に連絡をしましょう。
当たり前だと思うかもしれませんが、当たり前なことほどマイナスな印象を与えやすいのです。
また、デートプランを立てる際も、時間に余裕を持った時間設定を意識しましょう。
一緒に過ごしていると予想外のことも起こる可能性があります。
女性は男性が思っているよりも歩くスピードはゆっくりです。
ましてデートのために慣れないヒールを履いていたらなおさらのことです。
緊張するのは当然のことですが、笑顔で楽しむようにしましょう。
気持ちをすぐに作り出すことは難しいですが、笑顔でいると気持ちも明るくなります。
無理に盛り上げろという訳ではありません。
お互いに楽しい雰囲気作りをすることは、関係性も早く構築されていきます。
相手がアプローチしても真顔では何も発展しませんし、相手も自分に興味がないんだと感じ段々と疎遠になっていきます。
しかし、笑顔で楽しんでいる姿は相手に好感を与えます。表情を意識しましょう。
婚活デートの回数別の目的や、デートスポット、話題について紹介していきました。
相手の興味によって、デートスポットや話題は臨機応変な対応が必要です。
結婚相談所White Leiでは、会員様と一緒にデートプランを立てるお手伝いをしております。
現役心理士である仲介とのカウンセリングを通し、デートのときの相手の反応から相手はどんな気持ちでいるのか、また自分はどう感じているのかの理解を深めながら、成婚に向けてサポートいたします。