- 紙に30項目ほど書き出す
- 項目に対応するお金の概算を出す(例:都内駅近低層マンション-月23万)
2020.04.27
婚活女性なら1度はぶち当たる壁、それは「いい人がいない問題」です。
ここでは「いい人がいない問題」に陥る原因と、「いい人」の探し方を解説していきます。
目次
そろそろ結婚しないとまずいかも…と思いはじめ、いざ結婚しようと思ってもなかなか上手く進まないのが「婚活」ですよね。
上手くいかない婚活女性が必ずと言っていいほど、口をそろえて言うのが「いい人がいない」ということです。
婚活女性が考える「いい人」とは具体的にはどのような人でしょうか。
そしてなぜ「いい人は」婚活市場にはいないのでしょう?詳しくみていきましょう。
いい人がいない、ということはいい人が見つからないと言い換えることもできます。
なぜ婚活女性はいい人を見つけることができないのでしょう。
それは、婚活女性が掲げる理想とギャップが関係しているかもしれません。
婚活女性の約半数が結婚相手に年収500万円以上を求めているというデータがあります。(出典元)
男性の平均年収は約500万円だと考えると、需要と供給は合っているように思いますが、忘れてはいけないのが女性は「最低でも500万」という超現実ラインを示しているのです。
婚活では「これぐらいは欲しいな~」と漠然とした理想の年収からスタートを始める方が大半です。
もちろん様々な方が登録していますが、正直、低い年収より高い年収に越したことはありません。
様々な条件でお相手を検索している中で、知らず知らずのうちに相手への希望年収が高くなっていき、「普通よりも少し上ぐらいがいいなー」と落ち着きます。
そうすると、そして私の体感ですが、婚活女性の多くは700万以上を希望する方が多いです。
検索できて選べてしまうシステムだからこそ、無意識のうちに年収の高い人を選んでしまい、日本男性の平均年収が500万で一般的だとしても、希望金額を下げられなくなるのです。
男性の外見に厳しい女性は出合いのチャンスを失ってしまいます。
スペックは良かったのに会ってみたら微妙と感じてしまう方が多いのですが、その大きな要因は男性の清潔感のなさです。
ここでいう清潔感とは「好感がもてる」に近いニュアンスです。
そもそも、なぜ女性は男性に対して清潔感を求めるのでしょう?
女性は美しいということが自身の社会的評価につながることが多いからです。
そのため見た目に対する優先度は高くなり、自然と他者目線を意識した見た目になります。
女性はいくつになっても美に対して努力しているので、無意識に男性にもその努力を押し付けてしまうのかもしれません。
一方男性はあまり自分の清潔感を気にしていません。
女性と比較して男性は清潔感があることで社会的に恩恵を受けることが大きくないため、見た目の優先度は低くなります。
学生の間は「女性にモテたい」という気持ちから外見に気を付けていた男性も、社会人になると仕事の評価を重要視するようになります。
そして異性からの評価を気にしなくなり、清潔感がなくなってしまうのです。
清潔感は交際してからでも改善できるポイントなので、あまり気にしすぎないことも大切です。
年収も問題なし、清潔感もあって見た目もOK。
いざデートをしたときに気になるのが「スマートじゃない」と感じる相手の行動です。
年収も見た目もクリアした男性とのデートに女性のテンションも高まります。
しかし、相手に対する期待が大きい分、女性を上手くエスコートできない姿は女性にとって大きなマイナス点に映ります。
女性の気持ちももちろん分かりますが、上手くエスコートできない理由、それは「男性は女性がしてほしいことを知らない」につきます。
婚活をしているということは、彼女がいないことが前提になります。
彼女がいないということは、普段女性に気を遣う必要がない、ということになります。
つまり、上手く女性をエスコートできなくて当たり前です。
スマートだとすれば、それは女慣れしていることも暗に意味するのかもしれません。
年収が人並み以上にあり、見た目にも気を配っている、相手へのエスコートも完璧な人とは、総合的なハイスペ婚活男性になります。
ひとくくりにハイスペ男性と言っても様々なハイスペ男性がいます。
具体的に見ていきましょう。
〈生態〉
年齢:20代~40代
職種:外資系、金融、不動産、商社など
詳細:若いうちから出世ルートに乗ってきた優秀なサラリーマンが当てはまります。
高学歴は当たり前でコミュニケーション能力も高く、気遣いができるような人物だと言えます。
学生のころから真面目で要領よく物事をこなしてきたタイプと、大学入学や社会人デビューを期に一気にコミュ力や社会的地位をつけてきたタイプに別れます。
職種柄、激務で残業は多い傾向にあります。
〈理想の女性像〉
旦那様の一歩後ろを歩くような「おしとやかな女性」です。
家事はしっかりこなし、美味しいご飯でお出迎えをする、夜は晩酌に付き合い、笑顔で旦那様を愚痴を聞き、次の日は笑顔で送り出すような、古風な女性を求めていることが多いです。
外ではスーツで武装し戦闘態勢でいることが多いので、女性には「癒し」を求めることが多いです。
家に帰ると亭主関白な旦那様に対しおしとやかに見守り、旦那様のねぎらいをするような穏やかな女性が求められます。
〈生態〉
年齢:20代~40代
職種:IT、自営業、医者、弁護士、公認会計士、など
詳細:20代や30代前半で会社を立ち上げた実業家や、医者などの専門的な資格をもって開業した人たちが当てはまります。
常にリスクを取って勝負してきているので、何よりも決断力があります。
思考がぶっ飛んでいることも多く、一般的ではないこともしばしば…。
一般的には自分がこれだと思ったことはとことん追及するタイプなので、夜中に仕事をしたり、土日に仕事をするのも当たり前です。
時間にとらわれずに自分の感覚を重視して動いています。
急に仕事が入ることも当たり前で、常に忙しく動いている傾向にあります。
そのため合理性を追及するのもこのタイプです。
〈理想の女性像〉
フットワークが軽い「ハッピーパワーのある女性」です。
家電は最新式なものを揃え、家事は家事代行を入れたりと、効率化を重視しているので家事は分担で協力…という考えはあまりありません。
常に自分で決断しているので、妻に仕事について話さない方も多いです。
そんな中、女性に求めているのは「イキイキとポジティブに人生を謳歌している姿」です。
旦那様の提案にフットワーク軽く着いていけるかが重要です。
ちなみに、奥様もご主人の支援を受けながらサロン等を立ち上げているのもこのタイプです。
美意識が高く、女性としての向上心も高い傾向にあります。
〈生態〉
年齢:40代後半~
職種:経営者、資産家
詳細:実業家・専門家タイプの延長線に位置するのが、おじさま資産家タイプです。
会社も軌道に乗り、人生の楽しみを追及しはじめる傾向にあります。
総じて40代後半以降の男性が多いでしょう。
会社の業績も安定しているので、時間にもお金にも余裕があり、一般的なイメージに最も近い「お金持ち」だと思います。
高級車を所有し、ゴルフや釣りなど趣味にお金をかける傾向にあります。
〈理想の女性像〉
「若くて可愛げのある美人な女性」です。
若い・可愛い・綺麗・スタイル・ノリの良さなど、「圧倒的な美」と「一緒にいる面白さ」を求める方が多いように思います。
お金の問題は全くないので、一緒にいていかに楽しいかを重視します。
女性の内面としては、あまりに落ち着いている女性よりも、少し世間知らずでありつつも賢く、可愛らしいわがままを言う女性を好みやすいように思います。
〈生態〉
年齢:20代~40代
職種:経営者のや資産家、代々医師の家系の息子など
詳細:本人の努力よりも、家系がお金持ちであったり由緒正しい家柄を理由にハイスペ男性なのがこのタイプです。
家の跡取りとして英才教育を受けている場合も多いです。
お父様の跡を継いで敏腕経営者になることも多いですが、甘やかされて育っている場合もしかり…。
育ってきた環境が違うので、金銭感覚のずれが生じることがあります。
〈理想の女性像〉
家柄がいいお嬢さんタイプ、または「凛としている美人」です。
結婚となると本人同士の問題ではなく、家柄も関係してくる場合があります。
家柄は問題なかったとしても、子どもの英才教育をサポートするのは妻の役割として共通しているように思います。
同じような環境で育ったお嬢様育ちの女性であれば、母親の役割を目の当たりにしていますが、一般家庭で育った女性であれば家の決まり事や女性の役割をしっかりと遂行していくことが求められます。
本人の意思ではなく、家の方針が基本的な決まりになります。
いかがでしたか?
ハイスペ男性の多くは婚活女性に「精神的なもの」を求めていることがお分かりいただけたでしょうか?
そこで婚活女性の正直な気持ちを聞いてみましょう。
非常によく分かる意見です。
上記の内容に当てはまらないハイスペ男性も、もちろんいるでしょう。
しかし、上記のようなハイスペ男性も多いのもまた事実です。
「ハイスペ男性」と結婚したからといって幸せになるわけではありません。
理想の人(ハイスペ男性)と結婚することを意識するあまり、本当の自分を押し殺していては本末転倒です。
「自分が幸せな状態でいられる人」と結婚が一番です。
自分が幸せな状態でいられる人、つまり自分に合う「いい人」を見つける整理をしていきましょう。
相手についてはいったん置いておき、自分のライフプランのイメージを軸に考えてから、お相手をイメージしましょう。
住む場所はどこでしょう?
一軒家、タワーマンション、低層階のマンション、アパートなど、家はどうしましょう?
仕事はどうしましょう?
平日や土日の生活スケジュールは?家事はどのようにしましょう?
などなど、自分のライフプランを軸に考えることで「自分に合う人」がより具体化されていきます。
アクションプラン
自分に合ういい人のイメージが定まったら、実際にそのイメージの人たちに会っていきましょう。
むやみに人と合い続ければ、いい人に会えるわけではありません。
イメージの人たちがいるゾーンに身を置かなければ時間と体力の無駄になります。
また、そのゾーンの人たちに会うことで、自分のイメージと実際のその人たちの生態とのすり合わせが出来ます。
自分の考えや趣向をブラッシュアップすることができ、より自分が幸せと感じる結婚に近づくことができます。
アクションプラン
自分に合ういい人と出会うことができたら、交際をして仲を深めていきましょう。
何事もタイミングがあります。
自分の意思だけで進めたり、相手にまかせっきりにならないように、コミュニケーションを取って確実に進めていきましょう。
最初は当たり障りない話から始め、ある程度仲が深まったらプライベートな質問をして、お互いを理解していけると良いと思います。
相手のペースに合わせる姿勢と同時に、積極的な姿勢も必要です。
アクションプラン
婚活は結婚することがゴールです。
お互いの結婚に向けての意思が決まったら、男性からのプロポーズは必須です。
そのために女性は「あなたからのプロポーズは絶対に受け取るわ」という隙や安心感を男性に与える必要があります。
男性も断られたくないので、女性の状態が分からない中で一か八かの賭けは絶対にしません。
一方男性は、自分の気持ちを表すために雰囲気がいいレストランを予約したりと、女性が喜びそうなシチュエーションをリサーチする必要があります。
女性の期待にしっかりと返してあげる対応が求められます。
アクションプラン
ここでは、「いい人」がいない理由と、「いい人」と言われているハイスペ男性の生態についてお伝えしていきました。
ハイスペ男性と結婚し幸せに暮らしている人も、もちろん沢山います。
しかし、それはハイスペ男性を選んだから幸せになったわけではなく、お互いの求めることが一致していたから幸せなのです。
「自分が幸せな状態でいられる人」が、たまたまハイスペ男性だったのです。
自分の幸せは自分で考えて、整理して、見つけるしかありません。
結婚相談所White Leiでは、臨床心理士資格と、公認心理師資格を有する現役心理士がカウンセリングを行います。
「理想は色々あるけど…具体的にと言われるとよく分からない。」と言う方でも全く問題ございません。
カウンセリングを通して、「あなたが幸せな状態だと感じるライフプランを」一緒に整理していきます。
「あなたに合ういい人」を一緒にお探しするお手伝いをさせていただければ幸いです。